タンザニアの卒業式で、君が代やさくら(独唱)を斉唱!?
更新日:2022年10月24日
2022年10月15日、第4期生の卒業式が実施されました。
今年は45名の卒業生がさくら女子中学校を旅立ちます。
卒業式開始前には、来賓の方々に、物理や化学の実験をお見せして説明をしたり、浴衣をきて校内をご案内したりと、授業での学びを活かしたエンターテイメントを在校生が協力して準備しました。
プログラム中は、歌あり、ダンスあり、演劇あり、ファッションショーありと、とっても楽しく、賑やかでした。
日本人がこの様子を見ると、「え、本当に卒業式なの!?」とびっくりするような、笑い声の溢れる卒業式です。
逆に、タンザニア人が日本の卒業式を見たら、どんな反応をするでしょうね?
今年は、日本の国歌を生徒全員で練習して全校生徒で斉唱したり、卒業生からは日本では定番の卒業ソング、森山直太朗さんの「さくら(独唱)」の披露がありました。
↑君が代
↑さくら(独唱)
そしてもちろん、日本の卒業式と同じように「卒業証書授与」もあります!
当日はたくさんの来賓の方が出席してくださり、さくら女子中学を共に運営するキリマンジャロの会の古谷代表もはるばる日本からかけつけてくれました。
そしてなんと、駐タンザニア日本大使も出席してくださり、卒業生全員の手に卒業証書を授与してくださいました。
卒業生全員に対する卒業証書授与の他に、「生徒会長」「学業優秀者」「スポーツ優秀者」なども表彰され、4年間の学びや努力を賞賛されました。
なんと、学校のイベントを特に中心になって盛り上げた生徒に送られる「エンターテイメント賞」なんていうものもあるんです。
みんな、本当におめでとう!!!!
さあ、4年生はあと11月に全国で実施される国家試験を残すのみとなりました。
みんな無事に高校に行けるよう、残り1ヶ月間がんばってくださいね!
お忙しい中、大使館のあるダルエスサラームより足を運んでくださった三澤日本大使のTwitterで、さくら中学の卒業式を紹介してくださいました。
★以前の卒業式の様子はこちら。
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日本のタンザニア大使の話の中に、この中学を作った人としてイワイという名前が出てきましたが、あれは「イワオ(岩男)」先生ではないでしょうか。
毎年、卒業式も進化しているのですね。その変わっていくところが面白いです。来年はどうなるでしょう☺️!