第三期生の進路が発表!
更新日:2022年7月26日
昨年(2021年)の卒業生の進学先が発表されました!
昨年卒業した第三期生42名の進路が決定しました。
なんと、9割以上が普通科高校に進学できることになりました!
中には、専門学校(日本でいう、工業高校や商業高校のイメージ)への進学を選んだ生徒もいますが、42名の卒業生全員が進学できることになりました。
上の表とグラフは、タンザニア全国の中学生の試験結果(2018年度)と、さくら女子中学校の試験結果(2021年)を比較したものです。 ※全国のデータは最新のものではないのでご注意ください。
タンザニアでは、そもそも高校や専門学校は、学校数が少ないので、進学したくてもできない生徒が続出してしまうのが現状です。 実際、約7割の生徒が進学できずに就職などの道を選びます。 そんな中、さくらの生徒は昨年に引き続き、全員が進学という快挙を達成しました!!!
以前のさくらの生徒は数学が苦手な傾向にあり、第一期生はそれを克服できずに文系コースにしか進むことができない生徒も多く、課題が残りました。
タンザニアでは、積み重ねの重要な理系科目を苦手とする生徒が非常に多いことから、文系より理系の方が、進学が難しいと言われています。
そして、全国の進学を見ても、理系・文系の進学率にジェンダーギャップが見られます。
しかし、先生たちの授業での創意工夫、キリマンジャロの会の支援で導入したICT学習、そして生徒たちのたゆまぬ努力によって、見事克服をしました!
結果、昨年は半分の生徒が、そして今年は4人に3人の生徒が理系コースに進学することができました。 もちろん文系希望の生徒もいるので、ほとんどが希望したコースに進学できたと言ってもいいのではないかと思います。
卒業生の皆さん、本当におめでとう!
新天地でのご活躍も期待しています!!!
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