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執筆者の写真sakurasgss

2022年の教員研修【後編】

この記事は「前編・中編・後編」の3部構成の最後の記事になります。


まだ前編、中編を読んでいない方は、以下から先にお読みください。






さて、ランチの後は午後の部です!


4時限目:物理 Friction(摩擦)


この日の研修、最後の授業は物理。

テーマは「Friction(摩擦)」でした。


生活の中にある身近な「摩擦」を探し、その役割、メリット・デメリットについてを紹介しました。

「靴底」や「マッチ」、「金たわし」など、摩擦によって恩恵を受けている身近なものがいくつか発表されました。


公式の暗記や計算だけで終わってしいがちな物理の学習を、生活や身の回りのものと結びつける工夫がありました。


③授業検討会


全ての授業が終わった後は、授業検討会を行い、本日参観したそれぞれの授業について、参加者たちが感想や意見、改善点などを話しました。

④修了証授与(閉会式)


閉会式では、校長の講評の後、理事長の挨拶の後、参加者全員に修了証が授与されました。


この名前入りの証書が、「さくら中学校で1日みっちり、生徒中心型の授業について学んだ。」という証明になります。


今後は、研修に参加した先生たちが生徒中心・対話型授業のリーダーとして、この日に学んだことを同僚の先生と共有したり、各々の学校で実践したりしてもらうよう、この証書を受け取った全員にお願いをしました。

私たちは、さくら女子中学校の取り組みの1つである「生徒中心・対話型の授業方法」がより多くの先生方や学校に広まり、タンザニアの教育がより良いものになることを目指しています。


そして、さくら女子中学校が「生徒が質の高い学びを受けられる学校」として、また、「先生が授業力アップできる学校」として認知されるきっかけになればいいな、と思っています。


さいごに


今回の研修は、特に「教室を出る」というところに重きを置いた授業が多く、


教室での新しい内容を学習/既習事項のおさらい→外に出て実践→発表


という流れを意識したものだったと思います。


中にはメモをたくさんとりながら授業を参観している先生もおり、今回の研修もとても貴重な学びの機会となりました。


 

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閲覧数:32回1件のコメント

1 Comment


kodamix
kodamix
Aug 21, 2022

生徒中心の教育は、日本でもまだ十分とは言えず、何処でももっと活用すべきでしょう。その好例をタンザニアの学校が始めたことは素晴らしいと思います。生徒も先生も頑張っているのが、よくわかります。


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